福田紀彦市長が直接区民の声を聞く「区民車座集会」が5月31日、幸区役所で行われた。区民車座集会は、区民の意見を聞いて回る取り組み。当日は23人の区民が参加し、持ち時間の間に教育や子育て、福祉、まちづくりなど市の取り組みに対する意見を主張。市長がそれに答える形式でやり取りが行われた。
中学校給食の導入について、アレルギーなどを抱える生徒も安全な自校方式を求める意見に対して、福田市長は「学校によっては調理場を作ることにより、校庭が狭まるなど教育活動の妨げになることがあり全校実施は困難。実現可能な学校では自校方式は検討している。安全安心を考えた、しっかりとした食育が必要と思っている」と答えた。
こども・子育ての要望に対しては、保育時間の拡大や施設の充実を求める声が上がった。「女性の社会進出を考えた上で、待機児童対策や中学校給食といった政策につながる。保育の質、充実性は感じており、質を高めながら整備していく。時間の拡大については研究させて頂きたい」と述べた。
終了後、福田市長は幸区開催の印象について「幅広いテーマの意見を聞くことができた。市政全般の意見が参考になり、街のことについて気づきをいただいた」と振り返った。
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