河原町に引っ越した1976年頃から「みんなを笑顔にするような活動がしたい」と自治会やPTAなど地域活動に参加するようになり、95年に日吉地域の後押しを受けて自民党から市議に立候補。初当選を果たした。07年には議長に就任して議会改革に着手。より市民に開かれた分かりやすい議会へと変化させた。
議員活動のテーマは「公害の街から『風格のある街かわさき』へ」だ。「公害の街のイメージが強かった川崎のイメージを変えたい」と当時反対も多かったミューザ川崎の建設をライフワークの1つとして後押し。音楽のまち・かわさきの推進に尽力した。「川崎のイメージが大きく変わり、本当にうれしく思う」と話す。「今後は教育や地域コミュニティ構築などに力を入れていきたい」。
座右の書はドストエフスキーの『カラマゾフの兄弟』。「ドストエフスキーは人間の本質をえぐる作品。人生の素晴らしさの自覚が持てる。ぜひ読んでほしい」。
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