児童が外科手術を体験 川崎幸病院
社会医療法人財団石心会が運営する川崎幸病院で8月9日、小学生を対象としたキッズ外科手術体験セミナーが行われ、市内外から30人の児童が参加した。
当日は、現場の医師や研修医などもトレーニングのために使う機材を使用。人体に見立てた鶏肉を、超音波メスを使って切除する体験や人口皮膚を縫合する体験など、児童らは様々な体験を通して医師の仕事に理解を深めた。セミナーの最後には、参加者一人ひとりに修了書が手渡され、嬉しそうに微笑む児童らの姿が見られた。
中原区から参加した日野和博くんは「繊細な動きが必要なものが多くて難しかった。将来は医者になりたいと思っていたのでいい体験になった」と話した。
催しは、子どもたちに医師の仕事を通じて、命の大切さや医療に対して興味を持ち、医師を目指すきっかけにしてほしと同病院が企画。今回で2回目となる。同病院では「今後もこうした取り組みや健康塾などを通じて地域貢献していきたい」と話した。
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