市に防災用品寄贈 加弘ハウジング
南加瀬にある(株)加弘ハウジング(加藤和良代表取締役)は、8月20日に川崎市に防災用品約1500万円分を寄贈した。
加藤代表は、10年前に父親が心臓に持病を抱えたことで、減災設備やAEDの必要性などを感じ、寄贈をはじめた。今回は「ぜひ地域の方の命を守るような防災用品を寄贈させてほしい」と市消防局に声掛けを行い寄贈が実現。2009年、13年に次いで3回目となる。
寄贈した防災用品は、煙体験ハウスやスモークマシーン、119番通報システム、消火体験システムなど地域の防災訓練などに使える機材のほか、救急隊員のスキルアップに必要な訓練機材など1500万円分。
同日には、南部浩一消防局長らが加弘ハウジングを訪れ、寄附受納式が行われた。
南部局長は「これほどの多くの物を寄贈していただき本当に感謝している。地域の安心・安全のためにも有効に活用していきたい」と語り、加藤代表も「ぜひ地域の小学校などでの防災訓練に活用してほしい。経験しているということがいざという時に役立つので」と話した。
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