MJFかわさき実行委 世界的ピアニスト発掘へ 初のコンクール実施
モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき(MJFかわさき)2014実行委員会と川崎市は、11月に開かれる同フェスの新企画として若手ピアニストのコンクールを開催する。優勝者には来年7月にスイスのモントルー・ジャズフェスで行われるコンペティションへの出場権が授与される。
「モントルー・ジャズ・ソロ・ピアノ・コンペティション・イン・かわさき2014」は、日本とスイスが今年国交樹立150周年を迎えたのを記念に企画された。川崎で世界的ピアニストを発掘することが目的。
世界の三大ジャズフェスの一つ、モントルー・ジャズフェスは、スイスのモントルー及びレマン湖畔で毎年開催され、ピアニストのコンペティションも行われている。
昨年は昭和音楽大学付属ピアノアートアカデミーに在籍するジャズピアニスト細川千尋さんが、日本人女性として初めて決勝に進出したことでも話題となった。
今回のコンクールでは優勝者に賞金50万円の他、この本場スイスでのコンペティション・セミファイナルの出場権が与えられる。
応募資格は30歳以下(84年1月1日以降生まれ)の日本を拠点に活動するピアニスト(国籍不問)。
一次審査は課題曲などによる録音審査で、必要書類を9月16日(火)(必着)までに郵送する。ピアニストの蟻正行義さん、国府弘子さん、佐山雅弘さんらが審査員を務める予定。申し込み詳細や審査方法はホームページ(【URL】http://www.montreuxjazz.jp/kawasaki/2014/)で。
一次、二次審査を経た後、MJFかわさき開催中の11月29日(土)、昭和音楽大学で行われるコンサート形式の最終実技審査によって優勝者が決まる。
今年で4回目となるMJFかわさき2014は11月21日(金)から30日(日)まで、クラブチッタやミューザ川崎シンフォニーホールなど市内5カ所で開かれる。
小山太郎グループやナタリー・コール、由紀さおりと洗足学園のコラボレーションなどジャズのほかにも、ロックやポップスといった様々なジャンルの人気ミュージシャンが出演し、ステージを披露する。
コンペティションやフェスに関する問い合わせは同実行委員会事務局【電話】044・222・5805。
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