幸消防署(村上公憲署長)は9月19日、9月7日から1週間実施されていた救急週間の関連事業として救急教室をミューザ川崎シンフォニーホールで開いた。
当日は、町内会や区内の事業者、公益社会法人川崎市文化財団ミューザ川崎シンフォニーホール職員ら約95人が参加。はじめに行われた座学では、初期の救命処置の有無での生存率の違いや重要性など、DVDを交えながら解説。その後、心肺蘇生の手順や気道に異物が入った際の処置方法などの説明を行った。
実技では、7人ほどのグループに分かれ、目の前で人が倒れたことを想定した訓練が行われ、参加者は心臓マッサージのやり方や人工呼吸の注意点、AEDの使い方まで人形を使って実践した。
参加した男性は「いつ目の前で起きるかわからないので、やり方を知っているということは大きい。忘れないようにしっかり復習していざという時に備えたい」と話した。
同署では「救急車が到着するまでの5分間の初期対応が生存率を大きく左右する。そうした意味でも多くの市民に心肺蘇生のやり方などを知っていてほしい。幸消防署でも月に1回普通救命救急の講習を行っているのでぜひ参加してほしい」と話した。
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