全国ポニー競馬選手権「第6回ジョッキーベイビーズ」の関東地区予選が9月23日、JRA馬事公苑(世田谷区)で行われ、小向仲野町に住む市立御幸小学校4年生の佐藤翔馬君が優勝。12日に開かれる決勝大会への切符を手にした。
ジョッキーベイビーズは乗馬に励んでいる子どもたちがポニーでレースを行う競技で、全国の予選を勝ち抜いた8人が、東京競馬場(府中)を舞台に白熱したレースを繰り広げる。現在、御殿場カルチャーファームに所属し、練習を重ねる翔馬君は「出場する8人の中に入れたのでとても嬉しい。夢舞台に立てるのは楽しみ」と話している。
翔馬君は川崎競馬所属の現役ジョッキー佐藤博紀さんの長男で、母親の里美さんは乗馬の元インストラクターという家庭で育った。4歳から乗馬教室に通い両親の手ほどきを受けてきた。2年前には当時史上最年少の7歳で決勝レースに出場したが6着に終わり、今回は雪辱を果たす舞台になる。「スタート前は緊張するけど、予選と同じような勝ち方でおととしよりも順位を上げたい」と意気込む。
昨年から出場条件が変わり、出場資格が小学4年から中学1年生までとなったことから、今回も出場者の中で最年少となる。
4年生になって腹筋や背筋などの筋力トレーニングやバランスボールで体幹を鍛えるなど体力を付けている翔馬君。経験や技術が問われる競技だが、父親の博紀さんは「体重が軽いほうが有利になることもある。勝ちにこだわりつつ、余裕をもって決勝を楽しんでほしい」とエールを送る。
決勝大会は10月12日(日)の最終レース終了後に開かれ、芝コース・直線400mで争われる。
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