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幸区版 公開:2014年12月19日 エリアトップへ

衆院選神奈川10区 自民・田中氏、7度目の当選 投票率は過去最低

政治

公開:2014年12月19日

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 第47回衆議院議員総選挙が14日に投開票され、神奈川第10区(川崎区・幸区・中原区の一部)では、自民党の田中和徳氏が7度目の当選を果たした。

 田中氏の選挙事務所では、午後8時頃から続々と支持者が集まり、テレビで情勢を見守った。開票から僅か10分ほどで当確が報じられると、支持者らは手を取り合い歓喜に沸いた。

 用意された約70席を埋めるほど支持者らが駆けつけたころ姿をみせた田中氏は「皆さまのおかげで当選でき感謝したい」と挨拶。しかし、その後は表情を引き締め「選挙期間中に駅頭で配るチラシをなかなか手にしてもらえず、前回より投票率が下がると感じた。民主主義にとって重要な国政選挙であり大きな課題だ。もう一度原点を見直し、有権者の声に耳を傾けなければならない」と低投票率への危機感を口にした。

 今選挙の争点の一つだったアベノミクスについては「GDPの値からしてもまだ踊り場の状況。国民の理解と支持を頂きながら前進させるとともに、党役員として市民・国民の生活を守っていく」と誓った。

 民主元職で元財務相の城島光力氏は選挙期間中、「民主主義の危機。弱い立場の人がますます弱い方へ追いやられる」と訴えたが、比例復活も果たせず議席奪還できなかった。城島氏は「全力投球した選挙戦だったが、有権者の心を捉えることはできなかった。おわびしたい」と支持者に陳謝した。 

 共産党新人の中野智裕氏は翌15日、中原区の選挙事務所で開かれた報告会で選挙戦を総括した。中野氏は「全国では選挙前の8議席から21議席に伸ばし、県では畑野君枝さんが当選し躍進できた。10区でも前回の投票率の2倍という支持をいただいた」と話した。

 10区の小選挙区の投票率は、前回よりも6・64ポイント低い51・88%で、幸区(10区)は同6・76ポイント低い53・66%だった。

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