神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
幸区版 公開:2014年12月19日 エリアトップへ

市内中小企業 「景気停滞感」続く 市産業振興財団の調査

経済

公開:2014年12月19日

  • LINE
  • hatena

 市内の中小企業には「景気停滞感」が続いている―。

 川崎市産業振興財団が3日、市内の中堅中小企業を対象に行った経営実態調査レポートを発表した。この傾向は年度末まで続くと見込まれ、事業方針について「現状維持」と半数の企業が回答した。

 調査は今年9月下旬に実施。同財団がデータを保有する市内の中小企業1968社を対象に、380社から回答を得た(有効回答率は19・3%)。

 「現在の受注・販売状況」と比較した「半年後の見通し」について、「緩やかに減少・減少」と回答した企業は32・6%から27・1%へ減少した。「横ばい」は40・8%から46・8%に増加。「緩やかに増加・増加」はともに25・0%だった。

 今後3年間の事業方針については、半数を超える51・8%が「現状維持を図る」と回答。次に「新たな展開を図る」が21・8%、「拡大を図る」が16・3%と続き、「縮小・撤退を図る」は7・9%だった。

 前回調査よりも受注・販売状況が「横ばい」で、事業方針を「現状維持」と答えた企業が増える結果となった。市内の中小企業は「景気停滞が継続し、年度末もこの傾向が続く」とみていることがわかった。この結果について、同財団は「景気が停滞し、中小企業経営者は先行きの景気判断に慎重な姿勢を示している」と分析している。

 また、消費税率引き上げによる業績への影響について、最も多かった回答は「影響はない」で49・2%だった。次いで「悪影響」が26・8%で「分からない」が14・5%となり、「かなり悪影響」が8・2%だった。
 

幸区版のローカルニュース最新6

TARO賞、26作品集う

岡本太郎美術館

TARO賞、26作品集う 文化

4月9日まで作品展

2月24日号

30項目で初動体制確認

30項目で初動体制確認 社会

幸区春の防災訓練で

2月24日号

9人に自治功労賞

9人に自治功労賞 社会

「今後も市政の発展に寄与する」

2月24日号

エイサーの迫力に魅了

エイサーの迫力に魅了 社会

白山幼稚園で演舞会

2月24日号

障害者スポーツを体験

2月25日

障害者スポーツを体験 スポーツ

富士通スタでFD競技会も

2月24日号

総力戦で勝利つかむ

川崎ブレイブ

総力戦で勝利つかむ スポーツ

大阪に1勝1敗

2月24日号

あっとほーむデスク

  • 9月18日0:00更新

  • 7月11日0:00更新

幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2017年2月24日号

お問い合わせ

外部リンク