第104回川崎市定期能「能と狂言」が3月1日(日)、川崎能楽堂(川崎区日進町1の37/川崎駅東口徒歩5分)で開催される。主催は公益財団法人川崎市文化財団。
第1部は平家物語の名場面、平敦盛の最期を世阿弥が編作した『敦盛』。笛の名手でもあった敦盛が風情のある舞を舞う優雅な演目が見どころ(13時開演)。
第2部は、歌舞伎にもなっており大衆性のある人気曲『小鍛冶』。川崎能楽堂に初登場する宝生流二十代宗家の宝生和英氏が演じる。刀鍛冶の小気味良く楽しいリズムを溢れる若さでダイナミックに表現する(15時半開演)。
また、狂言第1部では、主人が太郎冠者を叱るため呼び出すのに、歌謡をうたうにぎやかな舞台が楽しい『呼声』。第2部では、妻乞いをする主人が、夢のお告げにあった妻に会うため、太郎冠者と知恵を絞るさまがおかしい『伊文字』をお届けする。
チケットは1月30日(金)午前9時から、川崎能楽堂窓口で発売(各部4千円、全席指定)。残席があれば、同日正午より電話でも販売する。問い合わせは川崎能楽堂(【電話】044・222・7995)へ。
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