元川崎競馬所属騎手の佐々木竹見さん(73)によるトークショー「鉄人ジョッキーの蹄跡」が18日、NEC玉川クラブで開かれた。主催は21世紀川崎教育フォーラム。当日はファンや地域住民など約100人が来場した。トークショーでは、約40年間にわたる騎手人生の中で、騎手になったきっかけや大怪我に見舞われた事故、竹見マジックと言われた騎乗の秘訣などを熱く語った。
通算7153勝(国内第1位)の記録を打ち立てた佐々木さんは「馬に乗ることが好きで、途中でやめたいと思うことは一度もなかった」と話すなど、競馬への想いを語ると来場者から大きな拍手が送られた。最後に「川崎がふるさと。どの場所も好きだけど、川崎競馬場に行ったことがない人はぜひ行ってください」と挨拶し、会場を和ませた。トークショー後は、ファンからの質問に答えるなど来場者と交流を深めていた。
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