福田紀彦市長が直接区民から意見を聞く「区民車座集会」。幸区で2回目の開催となる車座集会が2月16日、幸区役所で開かれた。
当日は10人の参加者のほか、傍聴者や市関係者など約40人が参加した。冒頭、福田市長は「車座集会では、意見を伺う中で、知らなかったことも多い。直接伺うことがとても有意義。改善点はホームページにアップし、将来的に活用させていただく」と挨拶した。
区役所前での喫煙問題や喫煙マナーに関する意見について福田市長は「喫煙マナーについての意見は市長の手紙でも多い。健康増進のため、快適な生活を守るため、これからも取り組んでいく」と答えた。
まちづくりに対する意見の中では、夢見ヶ崎動物公園の魅力向上に対する意見が上がり、「以前に比べ大分良くなっている。これから、もっと良くしていこうと考えている」と回答した。
「羽田〜川崎間連絡橋の進捗状況について」幸区の利便性に関する質問に対して、「東京五輪のある2020年までには羽田までの連絡道路が欲しいところ。現在予算を付けて調査している。連絡橋の架かる殿町は国家戦略特区に指定されており、川崎と東京、横浜などが一体となって取り組む国家プロジェクト。幸区のみならず川崎市にとっても、大きな効果が期待できる」と話した。
車座集会を終えた福田市長は「いろんな分野にまたがっていた意見で、とても勉強になった。区民が財政を考えながら提案して下さっているのが車座集会の原点。区民同士で学び合う姿も良かった」と振り返った。
幸区の印象については「定住社会がしっかりしている。夢見ヶ崎のことなど地域のことに積極的に取り組んでいただいている」と話していた。
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