ミューザ川崎シンフォニーホールは3月11日、第2回東日本大震災復興チャリティ・コンサート「届けたい、音楽の心」を同ホールで開いた。当日は川崎市周辺の住民のみならず、宮城や秋田など東北各県や北海道など全国から応募があり、抽選で選ばれた1815人が来場した。
コンサートには同ホールのホールアドバイザーでオルガニストの松居直美さんをはじめ、川崎市市民文化大使を務めるピアニストの小原孝さん、津軽在住のシャンソン歌手秋田漣さん、鈴木美紀子さん(ソプラノ)、福澤宏さん(ヴィオラ・ダ・ガンバ)らが出演した。クラシックからシャンソンまでバラエティ豊かな選曲が披露され、訪れた観客を魅了した。また、出演者と観客全員が大震災で亡くなった人への想いを込めて、1分間の黙とうを行った。
昨年に引き続き2回目となるチャリティ・コンサートでは来場者に1000円以上の寄付を依頼しており、コンサート終演後は出演者も募金箱を持って寄付を募った。
寄付金は216万2683円集まり、同ホールは川崎市の東日本大震災被害者等支援基金へ全額寄付する。また、同ホールによると、事前に来場できなくなった人からは、入場券の返却とともに「寄付だけでもしたい」と寄付した人が16人ほどいたという。
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