川崎幸ロータリークラブ(佐藤隆会長)は3月27日、川崎日航ホテルで例会を実施した。この日は、会員同士が近況報告を行った後「難病の子にホスピスを」と題した卓話が開かれた。
卓話を行ったのは小児ホスピスの建設を目指し、NPO法人スマイルオブキッズを立ち上げた代表理事の田川尚登さん。1998年に当時6歳の次女を脳腫瘍で亡くしたことをきっかけに、ホスピスの必要性を訴え、チャリティコンサートなどを開き寄付や賛同者を募っている。田川さんが「娘の死は無駄にせず、私に与えられた使命」と話すと、会員らは田川さんの熱い思いに感銘を受けていた。
佐藤会長は「本来、地域の奉仕団体として活動すべき使命を思い起こさせる良い機会になった」と感想を話し、クラブからも寄付が送られた。
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