第40回記念川崎大師薪能が5月14日(木)、大本山川崎大師平間寺特設舞台で開催される。17時半開演(16時半開場)。主催は川崎市大師薪能実行委員会。
演目は源氏物語を典拠とする人気曲、能「葵上」観世清和、狂言「口真似」山本泰太郎ほか仕舞三番。
出演は観世宗家の一門を中心とした一流能楽師。シテ方(能の主役を演じる流派)の5つの流派のうち、最も大きいと流派と言われる観世流。川崎大師薪能では、観阿弥・世阿弥の流れをくむ観世宗家の一門が第1回目から出演している。第40回目の今回は、能「葵上」のシテを二十六世宗家の観世清和師がつとめる。
野外でかがり火を焚いて能楽を上演する「薪能」。寺社の境内など風情のあるロケーションで行われることが多く、外の開放的な空間で能を楽しめる機会として人気が高い。
料金はS席が6千円(雨天時は信徒会館に入場可)、A席は4千円(雨天時は払い戻し)、いずれも区分指定、自由席。購入はチケットぴあ【電話】0570・02・9999(Pコード・442-147)。また、公演をより楽しむための事前講座を開催。4月25日(土)14時から、川崎能楽堂で。講師は山階彌右衛門、観世芳伸ほか。参加費は500円(当日精算・公演チケット購入者は無料)、要予約(先着148人)。申し込み・問い合わせは川崎市文化財団川崎大師薪能係【電話】044・222・8821へ。
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