川崎市は4月15日、人口が146万6444人となり、京都市を上回って全国の政令市20都市中7位になったと発表した。人口が他都市を上回ったのは32年ぶり。10年間の人口増加率は政令市で1位となった。
市統計情報課によると、川崎市の人口は1924(大正13)年の市制移行時は5万人だったという。政令指定都市に移行した1972(昭和47)年は98万280人で、142万652人だった京都市とは約44万人の差があった。
川崎市の人口は、首都圏に位置する立地の良さや交通の利便性を理由に1989(平成元)年前後のバブル景気時に年間で約1万5千人増加した。武蔵小杉駅や新百合ヶ丘駅周辺の開発が進んだ08年頃にも大幅に増加。昨年は4年ぶりに増加数が1万人を上回った。
04年10月から14年10月までの10年間の川崎市の人口増加率は11・87%で政令市20都市中1位。市の推計では川崎市の人口は20年に150万人を突破し、30年に152万2000人でピークに達するとしている。
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