朝鮮半島の統一と日朝文化交流を願う「第53回日・朝友好展」が5月10日(日)まで、アートガーデンかわさきで開かれている。
同展は1960年から開催され、日朝の芸術家や愛好家が芸術上の立場や思想上の違いを超えて作品を出品し、市民レベルの文化交流を深めている。
今年はパステル、水彩画、アクリル、写真など約100作品を展示。新極美術協会副会長の保科誠さん(画号=星城)の縄文杉を描いた日本画をはじめ、同展創設者の一人、故白玲氏の油絵、ハングルの書は見どころの一つ。
実行委員長の全絹江さんは昨年、不慮の事故で亡くなった孫の権梨世さんを偲び、彼女が愛した民族舞踊の姿を描いた作品を出品した。「ミスコリア日本」に輝き、韓国アイドルグループ「レディースコード」のメンバーとしても活躍した彼女の在りし日の姿を「多くの人に知ってもらいたい」とも語る。入場無料、時間は午前10時から午後6時。最終日は午後5時まで。
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