内覧会で病院内を見て回る来場者
社会医療法人財団石心会が運営する第二川崎幸クリニックが７月１日、都町に開院。それに先立ち、６月26日には一般市民向けに内覧会を実施した。
当日はおよそ１８０人が来場。新しくなった建物や設備を見学した。来場者からは「クリニックが２つに分かれることで予約がとりやすくなることはありがたい。困ったときにすぐに見てもらえるような医療体制をぜひ作ってほしい」と話した。同クリニックでは「患者さんの立場に立ち、時代の一歩先を見据えた医療の提供を行って参りたい」と話している。
同クリニックは４階建てで、総床面積は５１５１・86平方メートル。建物は旧川崎幸病院をリノベーションした。診療科は南幸町にある川崎幸クリニックから外科系の一部を移設。脳血管内治療科、整形外科など14の診療科を設けている。同クリニックによると、がん患者などに対して化学療法なども行っていくという。同クリニックの開院により、慢性的に混雑していた川崎幸クリニックの混雑緩和などが期待されている。
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