市内の理美容師らで構成する「NPOプリックジャパンビューティー」が7月28日、「世界の子どもたちに教育と自立、夢と希望を」と呼びかけてチャリティーカットのイベントを溝口で開く。寄付を集めてカンボジアに4校目の小学校の建設をめざす。
理容師や美容師が無償でヘアカットなどサービスを提供し、一般の利用者が決まった金額以上の寄付をする仕組み。例えば、カットなら利用者は1000円以上を寄付として支払う。眉カットなら500円以上、ネイルなら1000円以上。
会場は溝口の「てくのかわさき」。イスや鏡、道具を揃えて即席美容室を開設。理容師や美容師、ネイリストら約80人が交代でサービスを提供する。
プリックは98年頃から活動を開始し、「地雷の注意書きが読めずに負傷、死亡する子どもや、貧しい生活から抜け出せない子どもを助けたい」と06年からカンボジアに学校を建てる活動を始めた。昨年2月にNPO法人化し、これまでの寄付金で3校の建設に協力した。
チャリティーカットのリーダー、矢花敬さん(多摩区/美容室ルカ)は「子どもの教育支援は大切なこと。世界の子どもを支援する人の姿を見せることが、日本の子どものためにもなる。多くの人に参加してほしい」と話している。
開催は午前10時〜午後7時まで。会場の「てくのかわさき」は高津区溝口1の6の10(【電話】044・812・1090)。チャリティーカットに関する問い合わせは矢花さん(【電話】044・819・7077)。
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