第105回川崎市定期能「能と狂言」が9月5日(土)、川崎能楽堂で開催される。第一部は完売。第二部の能は戦功の犠牲となった一庶民の怒りが表現された「藤戸」をお届けする。口封じのために罪なくして殺された男の恨みと、残された母の悲嘆が描かれた作品。シテは香川靖嗣さん(喜多流)。狂言は酒の客をもてなすため、自分の言うとおりにするよう主人に言われた太郎冠者が、律儀に一から十まで主人の真似する様子がおかしい「口真似」を披露する。シテは山本則俊さん(大蔵流)。料金は4000円(全席指定)。
チケット取り扱いは川崎能楽堂【電話】044・222・7995。問い合わせは川崎市文化財団【電話】044・222・8821へ。
幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|