第5期幸区区民会議(西野恭一委員長)の第4回会議が8月31日、幸市民館大会議室で行われた。当日は西野委員長ら委員と参与として市議会議員3人、事務局を担う上葉野子区長など区職員ら約40人が参加した。
今年度初めての開かれた会議では、自転車事故ゼロ部会と地域力で暮らしやすいまち部会の2部会から、順番に報告が行われた。
自転車事故ゼロ部会では今年度に入り、危険カ所の調査を実施。ポイントとして、自転車走行環境の改善と自転車利用者の意識改善の必要性を訴えた。また、9月と10月には老人クラブ連合会に所属する高齢者を対象とした交通安全教室や幸区民祭でブースを出展することを予定している。
地域力で暮らしやすいまち部会では、町内会等の活性化を課題に挙げ、他地域の町内会・自治会の活動を調査。町内会等の加入のメリットをまとめ、若い世代の加入促進や地域コミュニティの活性化について検討し、提言をまとめたいとしている。また、区が実施する「幸区ご近所支え愛モデル事業」についても説明が行われた。
両部会とも、9月以降実践的な取り組みや検討を重ね、今年度末を目途に提言内容を決定したいとしている。また、例年3月に開いている区民会議フォーラムも実施することとなった。
上野区長は「熱心にご議論いただいた。来年度に提言をまとめて、地域に伝えることが大切」と話した。
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