幸警察署はこのほど、上半期(1月〜6月)の犯罪・事故発生状況を公表した。
全体事故発生件数では233件と前年の同時期に比べ210件から23件増加した。死者数は2人(前年同時期1人)。負傷者は278人(同:240人)。
状況別にみると、子どもに関連する事故が24件(同:16件)と前年より8件増加した。高齢者に関係する事故は54件(同:65件)だった。
自転車事故は、前年から10件増えて75件。二輪車事故は前年と同じ68件、歩行者の事故は5件減って36件だった。
昨年被害が大きかった振り込め詐欺の発生件数は、上半期で5件発生(同:7件)。被害額は約1900万円(同:約772万円)と増加した。
手口としては息子を名乗り「借金の保証人になったからお金を貸してほしい」というようなオレオレ詐欺や「○○の権利を買ってほしい。ぜったい儲かる」などの架空振り込め詐欺の手口が多かった。
二輪・自転車盗は、オートバイ盗が25件(同:31件)、自転車盗が162件(同:207件)だった。
特にオートバイ盗では、スズキアドレスV125の盗難被害が多かった。
幸警察署の吉田一長副署長は「振り込め詐欺の被害があとを絶たないことが悔しい。金融機関と連携を取りながら水際での防止作戦を展開しているが、さらに広報を強めて被害をなくしていきたい」と話した。
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