川崎市と韓国・富川(プチョン)市の友好都市協定締結が来年で20周年を迎える中、日韓両国の市民交流をさらに促進し、友好親善を深めようと、市民有志が実行委員会を立ち上げ文化事業に取り組んでいる。今月31日からは「川崎・富川子ども美術交流展」(タウンニュース社後援)を開催する。
「川崎・富川友好都市締結20周年記念事業実行委員会」は、市民団体「川崎・富川市民交流会」(江井茂、飯塚正良、矢追三惠、裵重度《ぺェ・チュンド》共同代表)が日韓交流に取り組む団体や個人などに呼びかけて設立した。20周年の節目に富川市への訪問団を結成して市民交流を図ることを計画するほか、2016年秋に様々な文化事業の開催を促す。
31日から教文で子ども美術交流展
「川崎・富川子ども美術交流展」は20周年事業のプレイベントとして企画。子ども美術交流展自体は2007年から毎年行われ、13年からは両市の子どもがホームステイで互いを訪問し、言葉や食事、生活習慣などの異文化を体験しながら友情を温めている。今年は富川市から松一(ソンイル)小学校の児童が来日し、幸区の古市場小学校の児童と交流を深める。
作品展は31日から川崎市教育文化会館で開催。古市場小学校児童の絵画約330点と松一小学校の絵画約60点、在日高齢者クラブ「トラジの会」の書画約60点を展示するほか、等身大の自分を描くワークショップ(申し込み不要、参加費無料)を開く。
会期は11月7日(土)まで。開館時間は午前10時から5時。初日は午後4時から、最終日は午後3時まで。入場無料。
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