昨年10月から一時休館していた東京急行電鉄(株)の「電車とバスの博物館」(宮前区宮崎2の10の12/宮本英明館長)が本日リニューアルオープンする。3台の異なる最新運転シミュレーター等、体験できる楽しい設備が充実した。
同博物館は2003年に高津駅から宮崎台駅に移設された。以来10年以上が経過し、設備の老朽化やシミュレーターの内容が古くなったことを受け、昨年10月からリニューアルが進められていた。
新博物館で注目されるのは「キッズシミュレーター」、「東横線CGシミュレーター」、「8090系運転シミュレーター」の3台の運転シミュレーター。
新設された「キッズシミュレーター」は小さい子どもでも簡単に動かせる操作性を実現。親子で楽しめるよう、並んで座れるベンチシートが採用されている。
「東横線CGシミュレーター」では乗務員が実際に訓練で使用するソフトを基に、子どもでも運転できるよう設定を変更。自由が丘駅から横浜駅間の走行映像がCGで忠実に再現されている。ブレーキのタイミングなどを案内する音声ガイドの有無を選択できるなど、気軽に楽しみたい人から難易度の高いものに挑戦したい人まで対応している。
「8090系運転シミュレーター」(1回300円)では従来の機能を大幅アップ。各停、急行、特急などの機能を追加。さらに、ラッシュの時間帯を運転できる「エキスパートモード」等の機能が加わり、実写映像や走行音でよりリアルな運転体験が可能となった。終了後には採点結果も表示される。
このほか、持参した模型電車を走らせることができる「Nゲージパーク」(10分間100円)の導入や模型電車が走る「パノラマシアター」の演出一新など設備がより充実した。同博物館は「ぜひ多くの方にご来館いただきたい」と話している。
なお、同博物館の営業時間は午前10時から午後4時30分まで(最終入館は4時)。木曜定休。
入館料は大人(高校生以上)200円、3歳から中学生は100円。館内一部設備は有料。
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