幸警察署(伊藤守署長)は5月17日、爆発物原料対策のロールプレイング型訓練をこばやし薬局本店(戸手)で実施した。訓練には同薬局の薬剤師やスタッフなど約15人が参加した。
日本国内における爆発物を用いたテロ事件の発生を抑止するため、爆発物の原料となり得る薬品を取り扱う薬局を対象に行った。
訓練では、塩酸を購入しにきた不審者に対し、同薬局のスタッフが使用目的を聞くことや身分証の提示を求めるなど、毅然とした態度で臨んだ。そして、適正な手続きを取らない不審者には販売しないことを確認していた。
幸警察署の担当者は「化学物質を混ぜ合わせた爆弾によるテロを防ぐには、毒劇物を扱う薬局の方々の協力も必要になる」と話していた。
訓練に参加したスタッフは「不審者は様々な方法で購入しようとしてくる。毅然とした態度で接しないといけない」と振り返った。
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