無料か低価格で食事をとることができる「こども食堂」。子どもの貧困問題の解決策やコミュニケーションの場として、全国各地で立ち上げられている。
そうした動きを受けて幸市民館と幸区地域教育会議は、講演やこども食堂の見学を通して「こども食堂とは何か」を学ぶ講座を5月14日から開始した。講座は8月6日まで計8回行われる。
初回は主催者を含む市民ら16人が参加。前幸市民館館長の中村高明さんが講師を務め、子どもの貧困を無くすためにできることや幸区でこども食堂を実践するための課題などを話し合った。
参加者からは「地域の子どもの現状を知ることが必要」「こども食堂に来る子どもがいじめの対象になるのでは」「そもそも『こども食堂』という名称で活動して良いのか」といった意見が挙がった。
同館担当者は「講座をきっかけに、こども食堂が大人と子どものコミュニケーションの場としても区内で広がってほしい」と話す。
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