幸区総合防災訓練が9月3日、南河原中学校グラウンドで開かれた。主催は幸区自主防災連絡協議会ほか。
例年、防災の日である9月1日近くに合わせ行われている訓練で、幸消防署や消防団、警察署、幸区役所、社会福祉協議会などの団体・機関が協力して実施。近隣住民など合わせて約450人が参加した。
訓練は直下型地震などの発生時における初動体制の確認や災害対応技術の向上を目的としており、避難所開設、負傷者搬送、煙ハウス体験、心肺蘇生、消火ホースキットによる放水などを参加者が実践していた。
放水訓練を体験した女性は「水圧が強くて驚いた。いざという時に役立つことを覚えておかないといけないと思って参加した」と感想を話した。
訓練が終わると高橋俊勝幸消防署長は「震災による大きな被害が想定される中、自主的で実践的な訓練ができた。これからも地域の防災力向上を図っていきたい」と話していた。
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