幸区役所敷地内に完成し、10月1日から利用を開始した多目的広場の名称が16日、「ゆめ広場」に決定した。15日・16日に開かれた区民祭で、来場者がネーミングの投票を行い、6点の候補から選ばれた。
広場は縦約20メートル、横約50メートルで、面積は約1000平方メートル。年内にベンチを設置し、18年5月頃までには等々力陸上競技場で使用されていた芝生を移植する予定がある。
区では区役所庁舎整備に伴い、区民の憩いの場として利用されていた多目的広場を敷地内から移設。親しみをもって使ってもらえるように広場に名称を付けることを決めた。幸区役所の各課から名称を募集し、部長級以上の職員10人の投票で75作品から6候補に絞った。区民からも意見を募ろうと、広場完成直後の区民祭で投票を実施。総務課と地域振興課が考案した「ゆめ広場」が、投票総数1506票中、最多の431票を獲得し新たな名称に決定した。名称は区民祭のステージで16日、上野葉子区長が発表した。
「ゆめ広場」といった名称は「多くの人や夢が集まる広場になるように」といった願いなどを込めて付けられた。
区担当者は「芝生が設置されると裸足で遊べるようにもなる。自由に使ってもらえれば」と話す。
広場の利用時間は午前9時から午後5時まで。個人や団体での使用も可能。飲食もできる。団体利用の場合は、区総務課に申請を。
使用方法など問い合わせは、区総務課(【電話】044・556・6603)へ。
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