卒業を間近に控えた3年生に向け上溝南中学校で先月21日、稲葉茂校長による卒業記念授業が行われた。
将来の自分や相模原について考える機会にと今年初めて開催された今回の授業。「調理師として働きたい」「サラリーマンになりたい」など自分の未来を予想した生徒たちに、同じように相模原の将来も考えてほしいと稲葉校長がリクエストすると「相模原に遊園地を作りたい」など自由な発想が発表された。相模原商工会議所・都市産業研究会によって作成された提言書「さがみはらの15年後の君へ」をもとに、市の持つ可能性を学習した後、個人の将来の夢と重ね合わせて未来を語り合った。
水資源の豊富さや地盤の安全性の高さ、リニア開通の可能性などを知った生徒は「明るいことがたくさん書いてあったので、早く15年後になればいいなと思った」と笑顔を見せていた。
授業の最後に稲葉校長は、「自分が生まれ育った街・相模原に自分がどうやって携わっていくのか、考えてほしい。その一歩は近所の人たちへの挨拶でもあると思う」と地域との関わりを深めていくよう促していた。
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