水泳飛込坂井選手 世界水泳出場確実に ライバルの寺内選手下すも、2冠ならず
水泳飛込の国際大会代表選考会が1日から3日まで相模原市立総合水泳場(さがみはらグリーンプール/中央区横山)で行われ、市内在住の坂井丞選手(18・日体大)が男子3メートル板飛込で優勝した。一方で、連覇の懸かった男子高飛込では、バランスを崩すミスから大幅に減点し2位にとどまった。
地元凱旋を優勝で飾りたいと強い決意で今大会へ臨んだ坂井選手。2日目の3メートル板飛込では、前大会まで4年連続で五輪出場を果たしている最大のライバル、寺内健選手(30・ミキハウス)を下し、7月に中国上海で開催される世界水泳への切符を確実にした。
最終日の高飛込では最初の演技でバランスを崩し、やり直しに。結果的にここでの大幅な減点が響き、後半猛追したものの、僅差で優勝した村上和基選手(21・上武大)に及ばなかった。
坂井選手は「自分に力がなかった」とうなだれたが、それでも2位に入ったことで、世界水泳への出場は圏内。そこでリベンジを果たすことができれば、いよいよその先に念願のロンドン五輪出場が見えてくる。
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