街頭犯罪件数の約3割を占める自転車盗の予防を図るため先月31日、自転車盗合同防止キャンペーンが淵野辺駅で行われた。
去年の市内の刑法犯認知件数は、4459件。そのうち1389件が自転車盗だったことを受け、「犯罪のない安全安心まちづくり」の実現のため、相模原署が今回のキャンペーンを企画した。
当日は相模原署や防犯指導員、相模原女性防犯連絡会のほか、大野北小学校や淵野辺小学校、共和中学校などの児童や生徒も集結。通行人に自転車のカギやかごに取り付けるネット、チラシを手渡し、盗難予防を呼びかけた。淵野辺小の浅野宏教頭は、「子どもたちも参加することによって、一人ひとりの防犯意識を高めることにもつながる」と、今後も協力していく姿勢を見せていた。