神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

地域活性化事業交付金 うまく使えた? 事例を報告 住民意識アップと申請の弾みに 4/24(日)参加自由

社会

公開:2011年4月14日

  • LINE
  • hatena

 政令市移行で中央区が誕生し、区内が9地区に分かれた昨年4月から、各地区ではまちづくり会議を設置。地区内の自主的な活性化を図るため、話し合いが重ねられてきた。活性策の目玉として導入されたのが、地域の課題等を解決する事業に対して1地区あたり300万円を上限に交付金を支給する「地域活性化事業交付金制度」。1年間の実施期間を終え、制度を活用した事業の報告会が今月24日(日)13時半〜、けやき会館(富士見)で開催される。

 当日は、9地区それぞれが活用事業を1つ取り上げ、10分程度で報告を行う。成果を発表して区内全体で情報共有を図るほか、区民会議で策定中の区ビジョンへ反映することも目的。他地区の活動状況を知ることで、今年度の交付金活用の参考にしてもらうのも狙いとしている。「地区によって温度差があるし、住民にまだまだ浸透していない点もある。より良い制度にするための開催」と区地域政策課では話す。

2年目に期待

 1年目の交付金活用については、地域差が出たことも事実。既存イベントのパワーアップなど、町興しのために積極的に活用し、アイディアを多く出せた地域もあれば、初年度特有の戸惑いや準備不足から「何に使えば良いか…」と悩んだ地区もあった。

 それでも2年目となると、活用したプロジェクトの構想が徐々に挙がり始めた地域もある。「良い制度だが、住民にはまだ馴染みがない。まちづくりを考えるきっかけにするには、大変な勉強やそれを進めるリーダーが必要」「仕組みそのものは良い。1事業に3年までしか交付されないので、しっかり準備しなければ。もっと長期的に交付してくれると嬉しい事業もある」など、各地区の会長はこの1年を終えて制度の利用を振り返る。

 今年度の申請はすでにスタート。更なる自主的なまちづくりに向け、住民の意識アップや参加が期待される。
 

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

さがみはら中央区版のトップニュース最新6

過去最多53万人来場

市民桜まつり

過去最多53万人来場

市制70周年 華やかに彩る

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月11日

障害者支援の窓口開設

障害者支援の窓口開設

区内初「キーステーション」

4月11日

老木対策で維持管理

老木対策で維持管理

さくら通りの並木

4月4日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook