神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

三栄ハウス "絆"パワーで急ピッチ 「月末まで」に30戸 被災地に応急住宅  協会からの要請受け

公開:2011年5月26日

  • LINE
  • hatena

 相模大野のハウスメーカー『三栄ハウス株式会社』(南区相模大野/中島信義代表取締役社長)では先月末から、東日本大震災被災者のための応急仮設住宅を、福島県会津美里町に建設している。

―・―・―・―・―・―・

 この支援活動は、同社が加盟している(社)日本木造住宅産業協会(476社)から依頼を受けてのもの。要請が来た3月14日、早速、社内で”絆プロジェクト”なる派遣チームが発足。以後、何度も現地へ足を運び準備を行ってきた。先月13日、ようやく着工のGOサインが。翌14日には現地調査を実施。そして28日、地縄が張られ、建設がスタートした。

 現地では同じく協会会員の2社と共に作業を進行中。今月末までに9坪タイプの住宅合計250戸の完成をめざす(同社は30戸を担当)。中島社長自らも現地に入り指揮をとるなど、同社スタッフ5名、現地作業員約30名(最大時50名程度)が連日、汗を流している。なお、同社では現地での作業に、あえて地元の職人を優先的に採用。雇用の面でも被災地のサポートを心がけた。

 仮設住宅の建設は他のエリアでも、着々と進んでいる。”仮設”となると一般的にプレハブ建築だが、同社のグループの住宅は”木造協会”会員によるものだけあって、木で造られている。断熱材、二重ガラスも取り入れた寒冷地仕様に。利用するのは避難生活をしている福島県楢葉町の町民ら。ここで2年間を過ごす予定だ。

 実は父親の故郷が福島県という中島社長。「とにかく急いで作業を進めます」と話していた。
 

さがみはら中央区版のトップニュース最新6

命名権の制限数を廃止

相模原市

命名権の制限数を廃止

財源確保へ1社多数も

3月28日

ダムカレーでリニア好機を

ダムカレーでリニア好機を

市内飲食店に参加呼びかけ

3月28日

発達凸凹でも気軽に散髪

発達凸凹でも気軽に散髪

理美容師らが啓発イベント

3月21日

登録数1,000件突破

さがみはらSDGsパートナー

登録数1,000件突破

企業や団体同士の連携も

3月21日

政令市で「標準化」遅れ

自治体基幹業務システム

政令市で「標準化」遅れ

相模原市「間に合わずか」

3月14日

3階級制覇し凱旋

ボクシング中谷選手

3階級制覇し凱旋

市長、ファンらに快挙報告

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook