ふれあい自然塾 17人の有志が気仙沼で活動
認定NPO法人ふれあい自然塾(緑区西橋本)では先月、気仙沼市への災害ボランティア活動を実施。同塾の会員と一般から募った参加者17人が、現地で炊き出しやカツオ水揚げ箱の清掃活動を行った。
一行はまず避難所となっている小学校を訪問。コロッケ、唐揚げ、豚汁など8品を振る舞い、被災者を励ました。一方、別動隊として動いていたメンバーは、津波で流され、重油まみれになった水揚げ箱の清掃作業を手伝った。これは気仙沼の漁業の要となるもので、メンバーらはスポンジと洗剤を使い、1日かけて250箱を洗い上げた。
参加者のひとりは「ボランティア先では逆に温かい言葉をいただき、また被災者の方々の明るい笑顔にとても感動しました」と活動を振り返った。