「放射能汚染にうちかつ”みどり”の力」をテーマに、市立博物館大会議室で今月27日(土)、「みどりの講習会」が開催される。講師には、JAXA・宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所の名誉教授の山下雅道氏(=今号人物風土記で紹介)。
地球とともに進化してきた生物の放射線とのつきあ
いを通じ、これからの放射能対策のヒントを探っていく今回の講習会。放射能がもたらす生物への影響、原発事故は福島県と神奈川県をどう汚染したかなど、いま取り沙汰されている放射能問題の核心に迫る。
山下教授は放射能汚染を受け、植物による放射性セシウムの取り込みの仕組みを利用した「ひまわり作戦」を展開し、福島県で栽培を行っている。今回は、こうした取り組みを紹介するとともに、みどりの経済のつくり(グリーン・ニューディール)に向けた動きなども交えて講演する。
時間は13時30分から15時30分。定員は200人(電話申込・先着順)。入場は無料となっている。家族で放射能の正しい知識を得られるこの機会に、ぜひ参加してはいかがだろう。
問い合わせは(公財)市みどりの協会事務局【電話】042・777・2860へ。
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