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アフリカヘリテイジフェスティバルをプロデュースする「アフリカヘリテイジ」代表 トニー・ジャスティスさん 相模原在住 

公開:2011年9月8日

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「不可能を可能に」

 ○…昨年、歴史や食などの文化を発信する団体「アフリカヘリテイジ」を結成。今週末に大野北公民館で行われる「アフリカヘリテイジフェスティバル2011」を企画した。当初は3月19日に予定され、計画から広報、セットにいたるまでの準備を急ピッチで進めてきたが、震災の影響で延期に。半年間のときを経て、ようやく開催にこぎつけた。

 ○…「日本人はアメリカや欧米は知ってても、アフリカを知らない。もっと、身近なものにしたい」と、イベントの開催を同公民館に働きかけた。話はスムースには運ばなかったものの、まずは信頼関係づくりをと、公民館まつりなどに積極的に参加した。すると、公民館側から出身のガーナを題材にした講義依頼を持ちかけられたことで状況は一転。さらに踏み込んだイベントを提案したことも、開催への弾みとなった。

 ○…以前に旅行した東京での思い出が強烈に残り、96年、「楽しい、勉強になる国だ」と移住を決心。再来日した。当初は、各国の住人が集うゲストハウスでの共同生活。郷土の料理を出し合うなど、楽しい日々を過ごした。仕事探しの最中、師と仰ぐ日本舞踊の先生と運命の出会い。お茶、踊り、人生について公私ともに面倒を見てくれた。今は連絡がなかなか取れなくなったものの、先生にできなかった恩返しを日本全体にしたいと思いを馳せる。  

 ○…飲食店に直接指導できるほど料理の腕はピカイチ。アフリカ料理、イタリアン、ジャマイカ料理も堪能で、お店を経営する夢もある。「不可能を可能にする」のがポリシーで、来年には、市内に大物アフリカ有名人を呼ぶイベントも計画中。日本と友好関係を築きながら仕事上のパイプづくりも見据える。「相模原のために、そして子どもたちの未来のために頑張る」。単身、異国の地に飛び込んだ行動力で、有言実行する。
 

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