市の自然環境観察員を務める小川路人さん(緑区橋本在住)はこのほど、動物童話「草笛をふくカッパ」(文芸社)を出版。その作品を被災地の子どもたちに読んでもらいたいと先月、大船渡市内の全14の小学校へ寄贈した。
子どもに元気を
小川さんは定年後、ボランティアとして、市国際交流協会や市立博物館などで幅広く活躍している。今回の本には、野生動物の観察から生まれたメルヘンチックな短編童話が3編収録されている。テーマは友情や命の大切さ。小川さんは被災地の大船渡市が友好都市であると知ると、市内の全小学校に寄贈することを決めた。「友情や命の大切さなど、子どもたちにテーマを読み取ってもらい、元気よく過ごしてほしい。さらに生き物を大切にし、親しみや愛情をもってくれれば。ぜひ読んでもらいたい」と話していた。
|
<PR>
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|