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攻め続けた1年 ノジマ相模原ライズ ファイナル敗退

公開:2011年12月15日

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横浜スタジアムで声援を送ったファンにあいさつする伊倉良太キャプテン
横浜スタジアムで声援を送ったファンにあいさつする伊倉良太キャプテン

 日本社会人アメリカンフットボールXリーグファイナルで、地元・ノジマ相模原ライズは4日、富士通に3―38で敗れた。ファイナル進出まで上り詰めたライズは、決勝を前に涙を呑んだ。

 昇格1年目のジャパンXボウル(リーグ優勝決定戦)進出はならなかった。富士通戦は選手の固さから、序盤にミスを連発。第2クォーターで相手攻撃をしのぎ、後半で巻き返す展開を描いた須永恭通ヘッドコーチの思惑とは裏腹に、強力な攻撃陣を誇る富士通の勢いを止められず。須永ヘッドは「ミスを修正できなかった」と振り返った。

 試合後、立ち尽くす選手たちに「実力以上を出せたシーズンだった。よくやった」とねぎらった。石井光暢代表は「残念ですが、絶対にあきらめません。更なる飛躍を誓います」と話した。

来季は若手底上げを

 今季は、チームがめざす「攻撃的なフットボール」を貫く姿勢で臨んだ。須永ヘッドも攻め続けることを選手たちに求めた。チーム解散からはい上がり、昇格までこぎつけた今年。そのスタイルは、支えてくれたファンに全力プレーで応えるためでもあった。敗戦からほどなくして、指揮官の目は来季へと向けられている。「選手たちは、今までの苦しさを忘れないでほしい。若手の底上げもしたい」。

 来季は2月から始動予定。リーグ制覇へ向け、すでに戦いは始まっている。
 

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