はたちのつどい 新成人、今年は7478人 1/9(祝) 市内3会場で開催
市内で新成人の若者を祝う「平成24年はたちのつどい(成人式)」が今月9日(祝)、グリーンホール相模大野など、市内3会場で行われる。
今年は平成3年4月2日から平成4年4月1日までに生まれた人が対象。市内全域で昨年より195人多い7478人が新たに大人の仲間入りとなる。前年比を上回るのは3年ぶり。
新成人たちが生まれた時代
平成3年は、多国籍軍のイラク空爆により湾岸戦争が勃発した年。8月にはソビエト連邦でクーデターが発生し、ゴルバチョフ大統領の辞任とともにソ連は崩壊した。一方、国内ではバブル経済がはじけ、株価が低迷。4大証券が大口投資家に巨額の損失補填をしていることが明るみになるなど、不正融資、金融機関による不祥事、大型倒産が頻発した。
天災が多かったのもこの年の特徴。長崎県の雲仙普賢岳で大規模な火砕流が発生し、台風19号でも国内各地で大きな被害を出した。そんな中、世間を明るくしたのが「若貴ブーム」。弱冠18歳の貴乃花(当時貴花田)が横綱・千代の富士から金星を奪い、引退に追い込むと国民はその勇姿に熱狂。新たなスターの誕生を予感させ、「若貴」は流行語にも選ばれた。その流行語で大賞に選ばれたのはチャーリー浜の「〜じゃあ〜りませんか」。他にもロッテによる「川崎劇場」や武田鉄矢が主演したドラマの台詞「僕は死にましぇ〜ん」などが選出された。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|