年の初めに消防への意識啓発と消防団員、消防署員の業務を広報する消防出初式が8日、淵野辺公園(弥栄)の隣接地で行われた。
式には、昨年と同様に約1万人が来場。参加した消防団、消防部隊らの演技を見守った。中でも消防合同演技は、市内に発生した大地震による有毒なガス漏れ事故、地上5階建てビルでの火災の発生を想定して実施された。昨年3月に発足した「特別高度救助隊(スーパーレスキューはやぶさ)」による救助活動では、無線の様子が逐一スピーカーから会場に流れ、観客は隊員らの一進一退の演技に釘付けに。救助後には一斉放水も行われ、会場から大きな拍手が上がった。
当日は消防車などの展示もあり、子どもらを中心に人気を集めた。