2012年度に相模原市内の小学校が日光方面に修学旅行を計画、実施するにあたり、放射能対策などが懸念されていた問題で、相模原市教育委員会と市立小学校校長会は先月25日、職員や代表者を派遣し、現地調査を行った。その結果、市教委らは懸念される問題はないと発表した。
線量調査も問題なし
今回の調査は、職員や代表者が観光見学地などの放射線量の測定や日光市役所、同市小学校や宿泊施設の関係者から聞き取りを行ったもので、結果を踏まえた上で総合的に判断した。観光見学地など8地点の放射線量が8地点とも毎時0・23マイクロシーベルト未満だったこと、市内の学校は屋外に制限無く通常の教育活動を行っていること、宿泊施設で提供される食材は放射能濃度検査を通過した市場のものを仕入れており、産地公表も行っていることなどが判断材料となった。
市教委は、今後も日光市のホームページで公表されている空間放射線量の数値を注視するとともに、現在、日光市が国と協議している除染実施計画の策定についても見極めていく方針を示している。
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