和歌山県田辺市が7・8日、市民桜まつりに参加し、市の物産・観光PRを行った(共催:さがみてるて姫の会後援会)。
相模原で語り継がれている「照手姫伝説」を広め伝え、郷土愛を育もうと活動してきた「さがみてるて姫の会」(現在は解散し、同会後援会として活動)は、照手姫や小栗判官に縁のある市町が集う第10回をぐりサミット(2000年)を機に同市本宮町との交流を開始した。2002年には「熊野をぐりの会」(同町)と交流協定を締結。市内で毎年行われる桜まつり(若葉まつり)にこれまで10回同町を招くなど、民間交流を行ってきた。その積み重ねがひとつの結果となり、今年は真砂充敏市長らがまつりへ参加する形となった。
当日は、真砂市長や世界遺産熊野本宮館の鳥居泰治館長らがブースに立ち、名物・紀州梅などを販売。道行く人々に、和歌山県をPRしていた。
真砂市長は「地域間交流は、民間で行うことが望ましい形。今後も行政としてこの交流を応援していきたい」とコメント。同会の安藤和次郎代表幹事は「照手姫伝説が縁で、約10年間の民間交流を実現してこれたことは、みなさんの支援のおかげ。これからも交流を続けていきたい」と照手姫伝説でつながった縁への想いを話していた。
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