神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「日本のドーベルマン 変えたい」 スタンダードめざし海外で交配

社会

公開:2012年11月15日

  • LINE
  • hatena
「ドーベルマンの育成は道楽。奥さんや家族、周りの人に感謝している」と鈴木社長
「ドーベルマンの育成は道楽。奥さんや家族、周りの人に感謝している」と鈴木社長

 東日本ドーベルマンクラブの部長を務める鈴木博さん(緑区町屋在住/橋本の精肉店「ミートショップ寿々木(すずき)」社長)はこのほど、自身が育てているドーベルマン(牝・18カ月)を交配のために渡欧させることとした。「日本の犬を変えてみたい。ドーベルマンの原産国(ドイツ)であるヨーロッパの犬と交配し、一歩でも世界のスタンダードに近づけていってみたい」と期待に胸を膨らませる。

この道40年

 鈴木さんは、これまで40年にわたりドーベルマンを育て、数々の品評会に出場。体型美や骨格、マナーなどを競う全国大会「日本チャンピオン決定審査会」((社)日本警察犬協会主催)では、最も難しいとされる成犬の部門で2度チャンピオン犬を輩出してきた。ドーベルマンの魅力は、「精悍さやかっこよさ。訓練するほどに機敏さが出るし、愛情をこめて育てれば応えてくれるところ」と笑顔で話す。

 今回交配をするに至ったきっかけは4年前。世界大会を見学するためヨーロッパを訪れた際、「本場の犬は違うな」と感じたという。「日本では全国大会といってもエントリーするのは多くて70頭ほど。世界大会は800頭。規模が違う。それにヨーロッパは、体型・資質ともに良い犬が多い」と分析。3回の渡欧を経てようやく、自身の犬と近いロシアの血統の犬が見つかったことから、来年3月にオーストリアへ送ることに決めた。「一代、二代では変わらないけれど、長い目で見てこうした試みを続けて、日本の犬が変わっていけば」と鈴木さん。「世界のスタンダードをめざすため、体が動くうちは続けていきたい」と話していた。
 

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

恒例の「ぷちまるしぇ」

恒例の「ぷちまるしぇ」

4月28日、横山台で

4月19日

五月人形がずらり

五月人形がずらり

田名民家資料館で展示

4月18日

人気の「溝の朝市」

上溝商店街

人気の「溝の朝市」

4月21日開催

4月18日

源氏物語を知る

源氏物語を知る

21日公開講座

4月17日

2件を文化財指定

2件を文化財指定

室町時代の絵画など

4月16日

地元NPOが託児に協力

ノジマステラ

地元NPOが託児に協力

子連れでも観戦しやすく

4月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook