日本を代表するアニメーション作家で、女子美術大学准教授を務める村田朋泰さんが11月23日、市立市民健康文化センター(南区麻溝台)を訪れ、作品上映後、あいさつに立った。
当日は、村田さんが大学・大学院在学中に手がけた作品など4本を上映した。村田さんが手がけるのは、自身が作った人形やセットを1コマずつ動かして撮影して作り上げる立体アニメーション。1秒のシーンを撮るために5時間ほどかけて作ったこともあり、「それが難しさでもあり面白さでもある」と制作の魅力を語った。人形がまばたきをするシーンでは、まぶたを5段階作り、それを貼り換えて撮影して1つの動きとするという話を披露。観客一同が感心した様子で聞き入った。「手作り感がある、素晴らしい作品」「与えられるだけでなく、自分で考えながら見ていける映画」と絶賛していた。
※村田朋泰さん…人形アニメ「睡蓮の人」で文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞(2001年)。Mr.ChildrenのプロモーションビデオやNHK教育テレビのプチプチアニメ「森のレシオ」などを手掛ける。
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