中・高一堂に合同練習 市陸上競技協会
相模原市陸上競技協会(神藤昭嘉会長)は2月2日、相模原麻溝公園競技場で市内の中学校・高校の陸上競技部に所属する563人を集めて交流練習会を行った。県内でも、こうして中学生と高校生が一堂に介し、練習を行うのは珍しいという。
同協会がこの練習会を始めたのは昨年から。以前は市内の学校が全国大会や県大会で好成績を収めていたものの、最近はその数が少なくなってきたことを受け、競技力の向上を目的に企画。過去に箱根駅伝や全日本選手権にも出場した経歴を持つ一流のコーチ陣が指導を担当。生徒の練習への自主性を促すだけでなく、他校間での交流も兼ねて行っている。昨年はオフシーズンとなる12月から3月までに4回開催。今年度はすでにこの日で3回目。25校563人が参加した。
神藤会長は「今までこうした交流の場がなかった。県内でも珍しい取り組みだと思う。生徒だけでなく、先生たちの交流の場にもなるし、練習法の勉強にもなる。ここで学んだことを各自が学校へ持ち帰って活かしてほしい。今後は、学校だけでなく、一般の人にも参加してもらって、相模原の陸上競技人口を増やす機会になれば」と話している。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|