市内で活動するミュージシャンにより結成された「相模原パワーミュージック」の代表 山尾 英俊さん 相模原在住 35歳
熱き思い、音楽にのせて
○…自分を育ててくれた相模原を愛している。だからこそ、地域の繋がりを誰よりも大切にし、行動に移す。その手段が音楽だった。今年2月に発足した有志団体「相模原パワーミュージック」の代表に就任。「相模原は若い人が多いけど、地域イベントに参加する人は少ない。若者がもっと地元を盛り上げていかないと」。音楽を介し若者から年配者まで、多くの人が繋がることができるよう、今日も活動を続ける。
○…横浜で生まれ相模原で育つ。小さい頃から音楽好きで、小学校では児童合唱団に所属。音楽教室に通うほどの熱の入れようだったが、「休みが少ないし練習も多くて、今考えると苦い思い出だった」と笑う。大学を卒業し地元企業で働き始めた頃、同級生からの誘いを受けロックバンドを結成。以来、市内を中心にライブ活動を続け、地元の祭りやイベントに積極的に参加。自らが若者への指針となり「音楽の素晴らしさ」を身をもって伝えてきた。
○…休みの日には湘南の海をドライブし、美味しいものを食べ、愛犬と戯れる。「ごくごく普通の生活ですよ」とはにかむが、若いミュージシャンが出演するライブに出向き刺激をもらうことも。「まだまだ不器用だけど熱いエネルギーが伝わってくるし、今の子たちは演奏レベルがどんどん上がってるからこっちもやる気になる」と若者の活躍をどこか嬉しそうに微笑む。
○…今後は地元の若いミュージシャンに、SNSサービスなどを通じ情報交流の場を提供。バンド活動の刺激となるようなきっかけを作ることで、地域行事などへの積極的な参加を促し地元を盛り上げる。口にするのは相模原への感謝の気持ち。「楽曲一つで地域に住む人同士、簡単に心を通じ合うことができる。相模原へ音楽を通して恩返しがしたい」。熱き思いを音にのせ、地元へ届ける。
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