原則42歳以下の経営者らで市内工業の課題などを討議・研究する団体・相模原市青年工業経営研究会(以下、青工研/小林昌純会長)の通常総会懇親会が12日、産業会館で開催された。当日は同会会員に加え、商工会や市役所関係者など大勢が詰めかけた。
冒頭、あいさつに立った小林会長は「着眼大局で時代のニーズを掴みとれ」をテーマに、昨年一年間事業に取り組んできたことを報告。さがみ縦貫道相模原愛川インターチェンジの開通など、相模原を取り巻く状況が変化している現状に触れた。そこで今年は「相模原の未来を創造しよう」という意志のもと、2013年度テーマ・スローガンとして「未来創造〜相模原の工業は我々が担う〜」を掲げたことを紹介。実現に向けて「ブランディング」「商機創出」「団体交流」を目的にした3つの事業部の立ち上げを発表した。小林会長は「みなさんの後押しのもと、前へ前へと進んでいきたい」と宣言した。
来賓としてあいさつに立った相模原商工会議所の河本洋次会頭は「工業人の純粋さが日本を発展させると信じている」と述べ、若い力があふれる同会へエールを送った。