記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 7月11日0:00更新
私は五木寛之さんのファンだが、五木さんの「大河の一滴」から人生は苦しみと絶望の連続で覚悟が必要、一生の最初と最後は独りと教わった。でも独りでは生きていけない。市は7月に自殺統計を出した。市内でも毎年150人が自ら命を絶つという。人は弱い。苦しみを覚悟して生きるなど容易ではない。だから周りが気遣うしかない。気遣うとは人の様子に気付こうと努力することだ。皆がそう努力し合う社会になれば、減るのではないか。〈フナ〉