声優をめざしながら、12月23・30日のエフエムさがみの番組パーソナリティを務める 瀧川 透さん 相模原在住 18歳
夢への第一歩を踏み出す
○…「好きなことを仕事に」―。声優を夢見る少年が、第一歩を踏み出した。12月23日(月)・30日(月)にエフエムさがみで放送される番組「アニソンミュージアム」で、ボランティアとしてパーソナリティを務める。母の紹介がきっかけで得た大チャンス。「緊張はするけれど、放送中、常に笑ってもらえるようなトークをしたい」と意気込む。経験は無いに等しいが、番組にかける思いは十分だ。
○…友人に薦められ、アニメにハマったのは中学生の時。同じ話題を共有していく内に、自分たちのコミュニケーションツールになった。成績は中の中。それでも、ゲームを買ってもらうためのお手伝いやテスト勉強は本気だった。「運動もバイトも何をやっても人よりできないことが多かった」と笑う。色んなことに挑戦し、やがて冷めたり。しかし、アニメのせりふを真似することは飽きることがなかった。就職、大学進学…友人が進路を固め、焦りの先に見えた微かな光が「声優」の道。反対されると思ったが、母も先生も温かく背中を押してくれた。
○…現在は専門学校に通い、ライバルたちと肩を並べて声優の勉強に励む。めざす先が同じだからこそ「前に前に出なくちゃいけない」。友人より遅れていると思えば、帰宅後も発声練習をする。「何をやっても…」と思っていたが、夢を見つけた今、全力で取り組み、毎日が充実している。現在、母と二人暮らし。時には一緒に山歩きに出掛けることも。声優への道を全力でサポートしてくれる母には頭が上がらない。
○…1年後、専門学校でプロダクションが集まるオーディションを控える。進路を左右する舞台を前に、今はとにかく視野を広げる時期。まずはラジオのパーソナリティという大仕事を成功へ。「いつか、僕が出た作品を見てその作品を好きになってほしい」。好きな事を仕事に…夢を達成するための第一歩を今、踏み出したばかりだ。
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