「他人事と思わないで」 振り込め詐欺急増で注意喚起
相模原警察署は9日、急増する振り込め詐欺被害防止に向け、JR相模原駅前のペデストリアンデッキで啓発チラシやグッズを配布して注意を呼びかける街頭キャンペーンを行った。
同署管内の今年の被害件数は、1月〜11月までの期間で、昨年の8件を大きく上回る30件に上り、被害額も7000万円を超えた。同署によれば、同僚や友人、ときには弁護士を名乗る人物に大金を取りに行かせるケースなど、手口は年々巧妙化しているという。
同署生活安全第一課長の永井淳一郎さんは「他人事だと思わないで欲しい。騙された人も皆しっかりした人です。大きなお金を頼まれたときなどは必ず相談して欲しい」と話した。